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島崎 賢仁 院長
シマザキ ケンジ
KENJI SHIMAZAKI |
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さぎぬま脳神経クリニック |
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生年月日:1967年5月10日 |
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出身地:埼玉県 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:音楽鑑賞、読書 |
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好きな本・愛読書:日本史(特に古代史に関するもの) |
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好きな映画:スター・ウォーズ、ラストサムライ、おくりびと |
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好きな言葉・座右の銘:独立自尊 |
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好きな音楽:クラシック、ジャズ |
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好きな場所・観光地:西表島(沖縄県)、京都、奈良 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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7歳の頃、入院して手術を受けたことがありました。その時点で具体的に医師になろうと思っていたわけではありませんが、そうした経験をして自分の中に根付いた意識のようなものはあったかと思います。
人間とはどういうものか?自分とは何なのか?高校生くらいの年頃に考えがちなことだと思うのですが、私もそうでした。そうなると、そもそも考えたりするもとになるのが脳であり、人間が人間であることの根底に脳の働きがあるんじゃないかと思うようになったんです。
「脳について学びたい。」その方向性の先にあるのが医師という道でした。といってもその段階で脳神経外科を選んだわけではありません。脳に関わる分野には他にも神経内科や精神科などさまざまな分野がありましたから。大学の6年間の中で自分に合うものを求めた結果、脳神経外科を専門にしたというところです。
慶応義塾大学を卒業後、静岡赤十字病院を皮切りに各地の関連病院で経験を積み、川崎市立川崎病院を経て2007年に『さぎぬま脳神経クリニック』を開院致しました。 |
■開業されて今まで変わった点をお聞かせください。 |
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病院で治療していた時はどうしても救急の患者さんへの対応や入院患者さんへの対応が主になります。そうした中、通院での診察や予防のための検査には充分な時間がないというのが現実でした。
脳卒中という疾患に関しますと、発症してからの対応より未然に防ぐことがベストであることは言うまでもありません。1度傷ついた脳は完全にもとの状態には戻ることはなく、後遺症が残る可能性が高いからです。そうであるなら、いままで培ってきた経験と知識をもとにして、脳ドックに代表される予防医療に力を注ぎたいと考え開院を決意しました。
それまでは入院が必要かどうか、手術が必要かどうか。その見極めに主眼を置いていたのですが、こうして開業医となり、それ以外の部分にも向き合えるようになりました。
患者さんのいろんな話をゆっくり細かくお聞きし、その人それぞれに合った治療を考えていく。私が目指したものがここにあると感じています。 |
■マルチスライスCTと高磁場MRIについて簡単にお聞かせください。 |
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従来のCTは撮影する断面が1面だけのものが多かったのです。それに対してマルチスライスCTは同時に複数の面を撮影することにより、検査に掛かる時間の大幅な短縮を可能としました。
また、造影剤を用いる血管の撮影に関しても、一度の複数の面を撮影することで、3次元的に画像を処理し、血管の流れる様子を細かく確認することを可能にしています。
MRIは磁力の違いによってわけられるのですが、磁場が低いものの場合、キレイな画を撮ろうとすると時間が掛かってしまうんです。その点、高磁場MRIではキレイな画を迅速に撮ることが出来ます。
大学病院レベルの高度な検査を用い、「早期発見、早期治療」と、「一次予防」を地域の皆様にご提供していきたいと考えております。 |
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■脳の疾患と関連性のある病気についてお聞かせください。 |
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脳卒中は動脈硬化が深く関係してくる疾患になりますので、そもそも動脈硬化を起こさない、進ませないということが重要になります。その動脈硬化の状態を把握するためにMRIや頸動脈エコー、脈波図検査があります。
内蔵脂肪の蓄積はメタボリックシンドロームへとつながります。このメタボリックシンドロームも動脈硬化を進行させる要因となるのです。内蔵脂肪を正確に測定することでメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の状態を把握し、その治療へと向かうことが出来ます。
一見して関連性が少ないように思われるものも、実はすべてがつながっています。健康な人生を送るためにも、これらの検査を受診されることをお薦め致します。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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20代から40代にかけて、多くの女性が片頭痛という慢性疾患をかかえておいです。「ただの頭痛だから…」という思い込みや躊躇が病院へ足を遠ざけさせる一因となっているように思われます。
しかし、“ただの頭痛”という診断名はありません。この痛みは危険な頭痛なのか、そうではなくゆっくり時間をとった対応が可能なものなのか。キチンとした診断がつくことが、不安を解消し、その後の治療につながることになります。「いまは軽いから大丈夫」と遠慮されることなく、お気軽に専門医にご相談いただければと思います。
当院はホスピタリティの心をコンセプトとし、スタッフ一同あたたかく皆様をお迎えしてまいります。丁寧でわかりやすい説明を心掛けておりますので、少しでも気がかりなことがあれば、何でもご遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2011.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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