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にし動物病院

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西 康男 院長
インタビュー
西 康男 院長 ニシ ミチオ
MICHIO NISHI
にし動物病院
生年月日:1962年1月20日
出身地:東京都
血液型:B型
趣味・特技:ゴルフ、ドライブ
好きな本・愛読書:歴史小説、司馬遼太郎
好きな映画:明日に向かって撃て
好きな言葉・座右の銘:人に迷惑をかけない
好きな音楽・アーティスト:J-POP、加山雄三
好きな場所・観光地:温泉
■現在に至るまでの経緯と、この道を志したきっかけをお聞かせください。
平成元年に日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)を卒業し、平成17年、医学博士(邦大学) 所得。その後、動物病院での臨床経験を積み、1992年に『にし動物病院』を開院致しました。
最初は私と同じく獣医師である家内の地元にほど近い、青葉区美しが丘に病院を構えていましたが、ほどなくして駐車場の問題に突き当たりました。開院当初は病院の前に車を停めても何の支障もなかったのですが、道路交通法の改正に伴い、心ならずもお客様にご不自由を掛けてしまうことになったのです。
何処かよい場所はないかと探していたところ、2008年に縁あって宮前区のこの場所に移転することとなりました。

家内は獣医師になるという強い意思を持ってそうなったタイプなんですが、私の場合は小さい頃より獣医師を目指していたというわけではなかったんです。
父は自宅で動物病院をやっていました。絶えず動物と接する環境には育ちはしたのですが、それがそのまま将来の職業とは考えていませんでした。違う職業に憧れていたこともありますし、その夢を追いかけたこともありました。その目標を失ってしまった時、頭に浮かんだのが小さい頃に見ていた診療に臨む父の姿でした。
開院して20年(2011年現在)に及ぼうとしていますが、いまとなってはあの時の選択は間違ってなかったと思うようになっています。

西 康男 院長 西 康男 院長

■病院のモットーについてお聞かせください。
ワンちゃんやネコちゃんの小さい時からその最後まで、親身に真摯にホームドクターとして診ていきたいという想いで毎日患者さんと接しています。
当院の患者さんは、ワンちゃんやネコちゃんが主となりますが、その他の小動物についてのご相談も承っております。専門家というわけではございませんが、出来る範囲でというお話を飼い主さんにさせていただき、相応の治療をさせていただいています。
現在では動物によって専門が細かく分かれ、その体制も整っていますから、昔のように、とにかく何でも無理に治療をおこなう必要はありません。むしろ最初に診る医師の立場で適切な診断を下し、状況によってニ次診療へご紹介するといった柔軟な姿勢が求められていると考えています。
自分で背負い込んでしまうことで、本来は必要のない措置をとってしまったり、治せるものが手遅れになってしまう事態を招きかねないんですね。
町のお医者さんとして、患者さんにとって本当に良いことは何であるかを常に念頭に入れ、その判断を正確に見極める必要があると考えています。

■最近特に力を入れておられる分野についてお聞かせください。
西 康男 院長無論、専門というわけにはまいりませんが、眼科の治療に最近は力を入れています。動物病院における眼の疾患とは主にワンちゃんの白内障や緑内障に関することです。
眼の病については遺伝がその大きな要因となっていることが証明されてきています。犬種によって起こしやすい眼の疾患というのが研究によってかなり確立されてきているんです。
疾患の発見には普段から変化に注意することが重要になりますが、あらかじめこの犬種は何の病気が起こりやすいかということを知識として頭に入れておくと対処がしやすくなります。
例えばミニチュアダックスフンドの場合、網膜の変性と言われる突然眼が見えなくなってします病気が多い傾向があります。眼以外では椎間板ヘルニアに関してもそうです。しかし、悪性の腫瘍については他犬種と比べて圧倒的に少ない傾向があります。
専門医の先生には及びませんが、眼に限らず「これは紹介したほうがいい」という判断は常に求められることですので、絶えず新しい知識と情報を仕入れ、勉強に励んでいかねばと思っています。

■『パピーパーティー』と『愛犬セミナー』についてお聞かせください。
パピーパーティーは家内が中心になっておこなっているものです。
ワンちゃんが小さい頃にいきなりドックランに行ってショックを受けてしまったということは多々あることです。大きなワンちゃんにガァーっと怒られ、それで他のワンちゃんを嫌いになったり、知らない人に触れられて人とコミュニケーションが上手にとれなくなってしまう子も多いんです。
パピーパーティーはます同世代の子達と接触をし、ワンちゃん同士のコミュニケーション、“社会性”を学ぶ機会となります。
ワクチン接種が終わらないと病気を感染させてしまうリスクがありますので、パピーパーティーをおこなえる時期というのは限られてきます。その限られた期間に同じ世代の子達がいれば随時催させていただていている次第です。何頭かいないとそもそもパーティーになりませんので(笑)。

当院では愛犬セミナーも催させていただいています。
こちらは躾のインストラクターの先生をお招きし、飼い主さんだけを対象としたセミナーになります。そもそもワンちゃんとはどういうものなのか。『吠え』に代表される行動にどういう意味があるのか。その理論を理解していただくことにより、いわゆる問題行動の解決につなげていくことを意図したものです。

これらのセミナーはワンちゃんはもとより、飼い主さんの「動物を飼う」ことへの理解と意識を深めていただくことを目的としています。ここで意識を深めていただいた方は病気の発見も早いですし、無用なトラブル等も未然に防げる効果があると感じています。愛犬との生活をもっと楽しいものにするために、是非ご参加いただきたいですね。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。
当院には「サーブ」という愛犬がいます。この子は輸血用の供血犬として私達を手伝ってくれている子でもあります。一緒に病院に来て、一緒に帰って、一緒に寝る。24時間いつも一緒にいて私達に癒しを与えてくれるかけがえのない子です。
もう6歳になって、そろそろいい年になってきましたが・・・。動物は自分より先に逝くものです。だからこそ最初から最後までしっかり面倒を見てあげる覚悟が必要です。そのための良き相談役、ホームドクターとして皆様と一緒に歩んでいければと思っています。

病気の時だけ来院されるということになれば、ワンちゃんにとって病院は「怖いところ」になってしまいます。お散歩の途中にぶらり寄ってみる。僕からもらえるご褒美を楽しみに来るワンちゃんもいますし、小さい頃から寄って来てくれる子は、私の顔をベロベロ舐めてくれるような子もいっぱいいます。
お散歩がてらでも構いません。何もなくても気軽に寄って休憩出来る、そんな病院でありたいと思っております。

※上記記事は2011.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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