藤井 章司 オーナー(ロワール洋菓子店)のインタビュー

ロワール洋菓子店 藤井 章司 オーナー

ロワール洋菓子店 藤井 章司 オーナー SHOJI FUJI

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

世田谷の奥沢で私の兄が洋菓子店を始めました。私の父は役人でしたが、子供達には大学で勉強するよりも手に職をつけることを勧めていたので、私も兄の店で洋菓子づくりを学ぶことにいたしました。そして兄の店を手伝いながらお菓子づくりの基本を覚えました。もう一人の兄もたまプラーザで洋菓子店をやっております。私は昭和56年にこのマンションが建ったと同時に独立いたしました。
開店当時は、このマンションのB1Fは食べ物屋さんばかりでしたが、創業して30年(2011年2月現在)、まわりのお店も入れ替わり当初からのお店はずいぶん少なくなりましたね。

オーナーがお菓子づくりでのこだわりと、おススメの商品を教えてください。

洋菓子は基礎を習得すれば自分のイメージやセンスで色々とアレンジが出来ます。私は自然の色が活せるように淡い色を使用し、エッセンスを一切使用せず素材の良さを引き出すようにしています。また、お客様に季節や行事を楽しんで頂けるようなもの、例えばひな祭り、こどもの日、クリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーなどのイベントにちなんだものを取り揃えるようにしています。

おススメと言うか、アップルパイは自慢です。こだわりはバターなのですが、リンゴをスライスしてアルミ袋に入れその中にシロップを入れてボイルします。そうする事でリンゴ本来の持ち味を活かし風味も逃げません。その他、ケーキ類も全ておススメですね(笑)。
お土産等にはクッキーのような焼菓子を買って行かれるお客様も多いですよ。

どのようなお客様がよくいらっしゃいますか?

やはり家族連れの方が多いです。最近では太るからといってケーキではなくマロンパイのようなお菓子を買って行かれる方も多いです。また会社帰りのお父さん。しかし近頃不景気でお父さんのお小遣いが減ったようで・・・。家族へのお土産に買って帰られる方が少なくなりました(泣)。奥様方、どうぞお父さんのお小遣いを増やして上げて下さいね(笑)。
それから、引っ越して今はこの辺りに住んでいないのだけれど、用事で近くまで来たので懐かしくて寄ってみましたといってくださるお客様も多くいらっしゃいます。中には「子供の時にバースデーケーキはいつもお願いしていました。」とご自分のお子さんを連れて来て下さる方もいらっしゃいますよ。そのようなお話を聞くと長年やって来てよかったなと思いますね。

藤井代表の休日の過ごし方や趣味を教えてください。

休みの日にはドライブへ出かけたり友達とカラオケに行ったりします。趣味は仕事といってもおかしくないのですが(笑)、強いて上げるなら器鑑賞。加守田章二さんの作品や益子焼が好きですね。忙しくてなかなか個展には行けないので作品集を眺めて楽しんでいます。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いいたします。

創業以来変わらぬ製法、こだわりある材料でひとつひとつ丁寧に手作りでお作りしております。旬の食材を使って季節にあわせた美味しいお菓子を取り揃え、皆様のお越しをお待ちしております。店内でくつろいで頂けるスペースもございます。ぜひロワール洋菓子店にお立ち寄りください。

※上記記事は2011.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

ロワール洋菓子店 藤井 章司 オーナー

ロワール洋菓子店藤井 章司 オーナー SHOJI FUJI

ロワール洋菓子店 藤井 章司 オーナー SHOJI FUJI

  • 出身地: 東京都
  • 趣味: 焼物(器)鑑賞
  • 好きな本・愛読書: 加守田章二 作品集
  • 好きな映画: 西部劇
  • 好きな音楽・アーティスト: クラシック、ビリーバンバンなど(カラオケで)
  • 好きな場所・観光地: 富士山(忍野)

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